実は見えている!?すりガラス
我が家はバスルームや脱衣室、トイレの窓をすりガラスにしています。アパート暮らしのときにはバスルームやトイレに窓がありませんでしたが、戸建てのバスルームやトイレには窓をつけるのが一般的のようです。バスルームには湿気を逃すための窓があった方がいいような気がしましたし、トイレには窓から光が入った方がいいと思いました。(しかし我が家では入居後バスルームの窓は開けていません。換気扇を回していれば、湿気が気になることがないためです。)本当にすりガラスで外から見えなくなるのか不安でしたが、設計士さんは大丈夫だとおっしゃったので信じていました。
確かに昼間は外の方が明るいので、すりガラスから家の中をうかがい知ることは困難です。しかし日が暮れて明かりをつけると、実は人影などはわかってしまう場合があるのです。これはすりガラスに近いものほど顕著です。私はこの事実に入居後数か月が経ってから偶然気が付きました。大変な驚きとショックでした。
脱衣室にはロールスクリーンがあるので大丈夫でしたがバスルームやトイレには何もありません。とりあえずバスルームには急遽100均の突っ張り棒にランチョンマットをぶら下げて、即席ののれんを作って当座をしのぐことにしました。
そしていろいろ探してみると、窓用フィルムというものがあることを知り、早速買って自ら施工してみました。結果はバッチリで、光を取り入れるという窓ガラスのメリットを残したまま、シルエットは完全にわからなくなったと思います。わずかに入る光の量が減ったような気もしますが、背に腹は代えられません。
窓ガラス用フィルムの施工方法
素人の私にも実に簡単に施工できました。私が施工したのは次の商品です。我が家の窓ガラスはLIXILのエルスターXですが、エルスターXのすりガラスの室内側は通常の窓ガラスと同じように表面が滑らかです(と思われます)ので、窓用フィルムを施工することが可能でした。
手順1 フィルムをカット
ネットの施工動画などを見ますと、フィルムを貼った後に定規とカッターでカットしていましたが、ガラスが傷ついたり、ガラスを固定しているゴムを切りかねないと思いましたので、私は予め窓を採寸してぴったりの大きさにカットしました。
手順2 洗剤入り霧吹きで窓に水分を吹き付ける
窓ガラスが汚れている場合は簡単に掃除した方がよいと思います。その後、霧吹きに水を入れ、更に台所用洗剤を数滴入れます。軽く混ぜてから、窓全体に十分吹き付けます。
手順3 フィルムを貼る
フィルムの台紙をはがして、フィルムを窓に貼り付けます。その後、ヘラを使って水分や気泡を追い出します。私はヘラがなかったので、定規で代用しました。
施工後の感想としては、人影が見えなくなり、とても良い感じです。施工に失敗したり、気に入らなかったり、傷んできたりすれば、簡単にはがすことができるのも魅力です。施工してから1年以上経過しましたが、現在でもはがれずしっかりと貼り付いています。
施工後の様子
施工後5年以上が経過した様子です。


全く問題なしです。