1.R1で風邪をひきにくい体に
何年か前、我が家では健康のためにR1ヨーグルトを毎日食べ続けていました。そのせいか、それ以前に比べて風邪を引きにくくなりました。ただし、全く引かなくなったという訳ではありません。しかし引いたとしても回復が以前より早くなった気がします。
我が家では主に夕飯後に食べていました。1日に2カップほど家族で分け合って消費していましたので、安く売っているドラッグストアでR1のカップを1回に20個くらい買っていました。1個119円もしましたが、その値段で子供の病気が防げる(かもしれない)なら安いものだと思って頑張って買い続けました。しかし子供がある程度成長してくると、それ程純度が高い菌でなくてもよいのではないかということと、高過ぎるヨーグルト代を何とかしたいという思いがあり、ヨーグルトメーカーで作ることにしたのです。
やってみると本当に簡単に作ることができました。固まらないなどの失敗はまずありません。売っているR1と比較すれば、味や粘り具合は多少異なりますが、費用対効果は相当に高いと思いますし、3年くらい量産物を食べ続けましたが、風邪を引きにくいというのはやはり継続していたように思います。
我が家が好んで食べていたのはR1(低脂肪)です。以下、我が家での作り方を紹介します。
2.R1(低脂肪)の量産の仕方
用意するものは
- ヨーグルトメーカー(温度設定ができるもの)
- R1(低脂肪)1個
- 牛乳(低脂肪)1,000cc
- 砂糖30g
です。

R1は低脂肪のものを使っていますが、通常タイプのものでも同じように作れますし、牛乳についてもどのタイプのものでも作ることができます。脂肪分が多い方が強く固まる傾向があると思います。
R1を量産するのに重要なのは温度のようです。我が家では、43℃で8時間置いています。寝る直前に仕込んで朝起きて取り出すという感じです。我が家が使っているヨーグルトメーカーはヨーグルティアという温度設定ができるものです。ヨーグルティアは新製品が出たようで、我が家で使っているのは旧製品の方です。
こちらが新製品
こちらが我が家で使っている旧製品
手順1 容器とスプーンを電子レンジで加熱消毒する
ヨーグルティアについてくる専用容器に水を高さ5mm~10mmほど入れ、専用スプーンも入れて電子レンジで1分30秒加熱します。その後容器内の水を捨てます。とても熱いのでやけどに気を付けます。

※わかりにくいですが、容器に水が入っています。
手順2 牛乳、ヨーグルト、砂糖を入れてかき混ぜる
容器に2~3cm程牛乳を入れ、次にヨーグルトを丸ごと1カップ入れます。

入れ終わったら容器ごとスケールに載せ、ゼロセットを押して、砂糖30gを計り入れます。砂糖は乳酸菌のエサなのだそうです。その後、専用スプーンで優しくかき混ぜ、ヨーグルトを粉々にしつつ砂糖を溶かします。


私はヨーグルトの塊がある程度残っている状態くらいでやめています。つまりあまり熱心にはかき混ぜていません。どのようなかき混ぜ方をしてもヨーグルトは出来上がるようなので、神経質になる必要はないと思っています。

手順3 残りの牛乳を全て入れてかき混ぜる
残りの牛乳を入れながらかき混ぜます。手順2で溶け残っていた砂糖も大体溶けると思います。

手順4 ヨーグルトメーカーにセットして電源を入れる
私はごくまれに電源を入れ忘れることがあります。このときは当然ながらヨーグルトは固まりません。



手順5 冷蔵庫で冷やす
8時間後、ヨーグルトメーカーから取り出した容器を冷蔵庫に入れます。出来上がったばかりのヨーグルトはほんのり温かく、すぐに食べてもおいしいのですが、固まり方が不十分です。取り出した直後は表面に乳清がたくさん出ていて、「まだ固まっていないのかな」と不安になりますが、冷蔵庫で冷やせば不思議なほどしっかりとした出来に変わります。


3. 保存と次回分の取り分けについて
我が家では1日に300g程消費していますので大体3日分です。余ったヨーグルトは冷蔵庫で保存しています。
次回分の種を100g程取っておくと、牛乳だけを買えばよくなり、ますます製造コストが下がります。我が家では、作り始めてから数か月はそのようにして量産していました。何回かに一度、菌を新鮮なものにするために、買ってきたヨーグルトを使って作り直していましたが、やはり買ってきたヨーグルトを種にして作るヨーグルトは、取っておいた種から作るものよりおいしいという家族の声があり、最近では毎回買ってきたヨーグルトを使用して作っています。
