iMUSEヨーグルトをヨーグルトメーカーで量産(2024/4更新)

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0.【2024/4更新】商品の内容が変更されました

 次節以降に記載したヨーグルトメーカーでの作り方は、2024年3月以前まで製造・販売されていた「iMuse(甘さ控えめ)」という商品についての内容です。小岩井乳業に問い合わせたところ、2024年3月中旬からこの商品は「iMuse(甘さすっきり)」に変更されたということです。以前よりも食べやすいように改良したということですが、具体的に何がどう変わったのかは教えて頂けませんでした。

 個人的な感想として、現在の「iMuse(甘さすっきり)」を用いてヨーグルトメーカーで作っても、以前のようなおいしいヨーグルトは作れなくなりました。少し言い過ぎかもしれませんが以前は杏仁豆腐かと思うような、清涼感のある不思議なおいしさのヨーグルトが作れましたが、現在のiMuseでは以下に記した方法で量産してもそのような味にはなりません。とにかく仕上がりが早くてかたいヨーグルトなのです。以前は43℃12時間の設定で作っていましたが、少しずつ調整していった結果、何と33℃8時間でもしっかり固まります。43℃12時間で作った時との違いは、かたさはやや弱まり、代わりにカスピ海ヨーグルトまでではないにせよ、ドロッとした粘りのある状態になります。かたさだけでいえば、商品自体の状態にやや近づいたとも言えます。現在更なる調整に取り組んでいます。

これ以降の記事は2024年3月まで販売されていた商品についての内容です。ご注意ください。

1. R1ヨーグルトに続いてiMUSEヨーグルトに挑戦

 我が家ではここ数年明治のR1ヨーグルト(低脂肪)を好んで量産してきましたが、何となく他にどんなヨーグルトがあるのか気になってスーパーのヨーグルト売り場をのぞいてみますと、小岩井乳業のiMUSE(イミューズ)というヨーグルトが目に留まりました。プラズマ乳酸菌という、何やらすごそうな乳酸菌です。早速調べてみますと、この乳酸菌はすごいパワーを持っていそうでした。R1は風邪の「予防」に効果的な乳酸菌なのだそうですが、このプラズマ乳酸菌は、予防に加えて、風邪を引いてしまってからの効果も期待できそうなのです。
 という訳で、早速購入し、低脂肪乳とヨーグルトメーカーで量産を試みました。

2. iMUSEの量産の仕方

 我が家での作り方の紹介です。用意するものは

  • ヨーグルトメーカー(温度設定ができるもの)
  • iMUSEヨーグルト 1個
  • 牛乳(低脂肪)1,000cc
  • 砂糖30g(最近は20%減の24g。これでも十分おいしい)

です。我が家で使用しているヨーグルトメーカーは、次のヨーグルティアという商品です。

 R1を作るときの我が家の方法は、ヨーグルトメーカーで43℃8時間、その後冷蔵庫で冷却、でした。iMUSEヨーグルトは43℃で12時間、その後冷蔵庫で冷却することで、とてもおいしいヨーグルトが出来上がりました。要するにR1と比較しまして、ヨーグルトメーカーの時間が4時間伸びただけです。従いまして、詳細な手順につきましてはR1を量産する手順を書きましたこちらをご覧ください。

 このヨーグルトは元の製品のときから非常に固まりが弱く、なめらかな感じです。小岩井乳業の「生乳100%ヨーグルト」と同様に、攪拌させつつゆっくり発酵させる長時間前発酵製法を行っているからなのだそうです。

 ヨーグルトメーカーで作ってみると、元の製品の状態よりはしっかりとした出来になりました。(それでもR1と比較しますとかなり固まりは緩いです。)

ヨーグルトメーカーから取り出した直後
冷蔵庫で冷やしたあと

 量産したヨーグルトの味は、ほとんど酸味がなく、やや甘い感じで、とてもおいしいです。
 明治のR1ヨーグルトはほとんどのスーパー、コンビニで入手可能ですが、この小岩井のiMUSEヨーグルトは取り扱っているスーパーが私の住む地域にはあまりないため、入手にはやや手間がかかります。しかしずっとR1を食べ続けていたせいか、このiMUSEの味がとても新鮮に感じられ、またR1以上に健康面で効果がありそうな気がするので、しばらくこちらをメインに食べていこうかと思っています。

3. 失敗談

 このヨーグルトを作るに際し、温度、時間、砂糖の有無についてよくわからず、最初の2回は失敗してしまいました。

失敗その1 43℃で8時間、砂糖あり

 R1と作り方が異なると、ヨーグルトメーカーの設定をその都度いちいち変更しなければなりません。それは面倒なので、同じ設定で出来たらいいなあと思いました。そこで、初めての挑戦ではR1と全く同じ方法で作ってみることにしました。
 結果、味は合格でしたが、固まり方が不十分でした。冷蔵庫で冷却しても、飲むヨーグルトまでひどくはありませんが、かなり緩い状態でした。しかし製品に近い味になりましたので、「これはいけるかも」という手ごたえもありました。

失敗その2 41℃で12時間、砂糖なし

 2回目の挑戦では、我が家で使っているヨーグルトメーカー(ヨーグルティア)を製造販売しているタニカのウェブサイトを参考にして作ってみました。
 ところが結果は記載されているようにはならず、固まり具合がとても緩いうえに、味もまずいものが出来上がってしまいました。もちろん捨てるわけにはいきませんから、はちみつをたっぷりかけて食べました。結果的に砂糖を30g入れて作ったときよりも、糖分の摂取量が多くなってしまいました。

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